心理学を使ったサロン運営

人間には根本的に備わっている特性みたいなものがありまして

同じような行動をとりやすい場合があります。

心理学や経済行動学など

実験と検証を繰り返してエビデンスが多くあったりします。

その人間の特性をビジネスにはかなり転用されています。

 

その根本の原理原則的な所を理解して

お店の運用に取り入れてみましょう

 

肯定してから否定する

お客さんメニューの値段が高いって
言われることありません？？

多くの方に言われたり
お客さんがあんまり来てくれて無いと

「そうなのかもしれない、、、」

と、思い込んでしまって
値段を下げて、のちのち自分を苦しめる
月の売上になってしまいます。

まずは、この金額でも
ついて来れるお客さんをターゲットにする事。

安い！求める方はどこまで行っても
安く無いといけませんので付き合いきれません。

ですので、
高いなぁと言われたら

一旦、「そうですね。」と肯定して
でも、ここが他のサロンと違うから
お値段頂いてますと

肯定してから否定、反論していきます。

➡［肯定的否定］

いきなり、いやいや高くないです。というと
理由も伝えず、否定的でトゲがありますので

一旦、肯定してから

このサロンや商品が、いかに価値があるか？を
教育していきましょう！

他のサロンと違うところや
ウリなどがあるから
この対価を頂いてますと

自信持って言えるように、サロンの良さを考えてください。

もちろんサロンの良さを予め決めておくことが必要です。

 

良さを伝えるリスト

１、権威性を伝える（実績や営業年数、その道のプロである事など）

２、優位性を伝える（他店との違い、施術の違いなど）

３、効果を伝える（結果がどうなるか？など）

得するより損したくない心理

人間の心理的に得する事も好きなんですが
損をする事の方が極端に嫌います！

そこを、カウンセリングや
接客中に盛り込んでいきましょう！

この施術、物販を使うと
こんなメリットありますよ！

と、言う訴求より

使わないとこんなデメリットに
なってしまいますよ！

損するよ、損しないでね！

って話口調の方が響く様に
心理学的になってるそうです。

同じ事でも言っても
受け取る印象が違うので、知ってるか知ってないか？で、カウンセリングの質が変わります。

例えば、整形手術しないといけない状態だとして
お医者さんにこう言われたらどうですか？

1.この手術は90％成功します

2.この手術は10%失敗します

1.だと安心感ある言葉ですよね？
2.だと何故か不安を煽る言葉になってる。

なので、
10％失敗します→

ですので、

高額ですがこちらの機械を使えば成功率が90％になりますから
こちらのコースにしませんか？と言われたら
無条件に高額コースを選んでしまいます。

 

クーポンは希少性

サロンでは新規獲得にクーポンなど
ポピュラーに活用しますよね！

より効果を出す為に

『数量を限定』しましょう。

いっぱい来てくれるなら、数量限定せずに
何人来ても構わない！

の、方が逆に来なかったりします。

仮に、いっぱい来たとして
毎日、新規、新規とかやってたら
もともといる、リピーターさんの予約が取りづらくなって満足度が下がってしまってしまいます。

サロンの売上はリピーターに
支えられてますから、そこを履き違えず

新規の数も限定する。
希少性が出ると人間は欲しくなる傾向にあります。そこに

『希少な理由もワンセット』にすると
より、欲しくなります。

 

ご予約取りづらい状況ですが

ニュースタッフが入りましたので

この度は、新規限定○名様ですが特別キャンペーンします。

集まり次第終了です。

こういう意識を持つと集まりやすくなります。

逆に、リピーターさんにも
限定クーポンとか出すのも良いですね！

○周年の限定キャンペーンなど
こういう理由があるから今回、限定キャンペーンをしてるよ！

って分かってもらう発信が
ワンランク上の取り組みですね！

 

紹介にはウィンザー効果

うわさなお店。口コミの多いお店は
来店客が増えていきます

そして更に、うわさや口コミが増えていき
また、新規集客に繋がります

何故この様な状態になるのか？

これは『ウィンザー効果』という
人間心理があります。

ここをうまくサロンにも使って頂きたい！
↓

サロンからの情報より
利害関係の無い第三者からの情報の方が
信憑性が上がったり、影響力が上がる
心理的効果です。

第三者は過剰に嘘をつく必要がないですから
素直に受け取れます。

お店だと口コミ、紹介をもらうために
お客さんに営業マンになってもらえる人が
多くなるといいですね！

その営業マンに営業をしてもらう
ツールを渡してみるのはいかがでしょうか？

施術のビフォー、アフターを取って

お客さんに送る。
↓
お客さんは友達とお茶している際に
写真を見せる
↓
友達も行ってみたい、体験してみたい
↓
体験、紹介割引を用意しておく

よくある事です。

大切な事は準備をしておく事です。

紹介をもらえたらいいなぁ。ではなく
紹介もらうためにこの準備をしておくって事です

 

まとめ

人間にも基本的に原理原則がありますので

そこを理解して打ち出しをすると効果が上がりやすいです。

 

こういう打ち出しをするとこういう結果になる

結果、やっぱりこうなったなぁ。

 

この集客実験を繰り返すことで

集客が得意な人になります。何も考えていないのなら

再現性がないので次は出来ない。

 

空振りかホームラン狙いになってしまいます

2塁打、3塁打をコツコツ打てる方がサロン運営には必要です。

 

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