理解には5段階ある
人間は新しい事を理解していくときに5段階あります。
これを基本にウチの研修は作られています。
新しい事が一気に出来るわけではなくて
少しずつ理解度が積み重なって
少しづつ人に伝えれるようになっていくわけです。
先に結論からいうと人の
「理解度5段階」
知る
分かる
行う
出来る
分かち合う
この順番です。
まずは知る事から始まります、知らない事が出来るなんて
ありえない訳です。情報を取り入れて
なんとなく分かるとなります。この時点でもまだ出来ません。
この段階は新しい事を受け身で情報を得て、頭で分かっただけで
行動には起こせません。
そして行う。見よう見まねでやってみる。この段階では
やってるだけなので結果は出ませんが、行動が始まってます
次が出来るの段階、やっていた事に成果が生まれてきます
頭に入れた知識を行動に起こした段階。結果が少しづつ現れます。
大体の人がこのレベルで理解することを辞めますが、最後の段階が
分かち合う。教える側に回る事です、お客様やスタッフ教育
セミナーやコンサルなどある程度、知識の蓄積と行動した結果から
その体験を伝える事が出来るレベルです
これを元に研修を組み立てる
まずは
「知る」「分かる」の段階なので
知識を入れてあげる段階です。
まずはシンプルに覚えてもらうだけ!
ウチのサロンでは1年目は「知る・分かる期」と設定していて
色々、疑問質問が出てくる時期と捉えています。
・お客様からこんな事言われた時どうすればいいのか?
・この商品って何なの?
・自分の施術は出来ているのだろうか?
こんなスタッフからの質問に答えていきます。が
この段階では別に上手く出来なくていいとも思っています。
まずは「知る・分かる」こと
次は「行う・出来る」
ここからは2年目
入れた知識をもとに上手く行動して結果を出す時期です。
指名数や物販販売、施術売上などをあげて結果を出せるように
サポートします。この時の悩みは
・リピート率、客単価を上げるにはどうしたらいいか?
・お客様にこの商品の良さをどうやったら伝わるだろう?
・もっと施術の効果を出すにはどうしたらいい?
一歩、進んだ結果を出すための悩みに変わっていますので
自分たちの経験や、そのための研修を用意してあげます。
最後は「分かち合う」
3年目以降はこの段階
今までの経験や知識を教えて、シンプルに伝える世代です。
1、2年目の時の自分を振り返ってどうしたら悩みを解決してあげられる
かどうか。どうやったら成果を出すアイディアを与えられるか
考える時期ですね。
この段階を踏まえて研修を作り
1、2、3年目に合わせた対応をしてあげると
スムーズに新人教育が進むのではないでしょうか?
まとめ
がむしゃらにやると
気合や根性!みたいな感じで上手く本質が伝わらない事になりますので
キチンとこちらが整理してエスコートしてあげましょう。
スタッフの能力次第でレベルが変わるのではなくて
明確に1年目はこのレベル
2年目はこのレベル、3年目はこのレベル。
となっていける研修を作り上げましょう
今日はココまで
研修についての過去記事も併せてごらんください!
↓過去記事↓