前回のブログでは
売上の上がらない思考方法を辞めて
問題を明確化すること
売上を上げる決意をすること
を意識しましょうというお話でした。
↓まだ見ていない方はコチラから↓
サロン経営には売上の公式があります。
知らない方は実際に店舗データを見て確かめてみましょう
すでに知っている方は復習の気持ちで新たにやってみてください!
サロンの売上の公式
サロンの売上の公式
①客数×②客単価×③年間来店頻度=年間売上
年間売上は①客数×②客単価×③来店頻度の掛け算だということを理解しましょう。
客数は年間に何人のお客様がいらっしゃったか
客単価は1人当たりの客単価
年間来店頻度は会員様全体が年間に何回来店しているかです
客数と客単価は分かりやすいと思いますが
年間来店頻度は聞きなれないので説明しますね。
年間来店頻度の出し方は
1年間の総客数÷顧客の全体数
顧客全体数(今まで来た新規のお客様の数です。カルテナンバーの数でもいいです)
年間来店頻度は会員様が年平均何回来ているか?を知るためです
例えば
会員数が1000名で今年来た総客数が1000名なら
1000÷1000=1
年間来店頻度は1回となります
①客数が1000名×②客単価が6,000円×③年間来店頻度が1回=年間売上は600万
となります。
一旦、数字上で①、②、③の数字を変えると
どう売上が変化するか試してみましょう
公式を使って売上予想を立ててみましょう
サロンの売上公式
①客数×②客単価×③年間来店頻度=年間売上
例えば
①6,000名×②3,000円×③3回=5400万円
客数が年6000名、客単価3000円、来店頻度がこれくらいのサロンをイメージすると
約5,400万円の売上のサロンですね。
ここからサロンの経営に落とし込んで考えてみましょう。
もしこのサロン運営のスタイルをするのであれば・・・
客数が年間6,000名という事は月に500名のお客様が来ていますので
一日15~20名のお客様が来ています。
勿論一人では回せませんのでスタッフは5~7人程でしょうか
結構、大規模なサロンですね。
客数は多いですが客単価が安いので
好立地な人が集まる場所で低単価で回せ回せ!といった感じ。
・リラクゼーションの「りらくる」や
・ヘアカットの「QBハウス」
・ヨガスタジオの「LAVA」
など資金が多い、大手チェーン店が採用する経営スタイルかと思います。
逆に高単価なサロンを作ってみましょう
①1500名×②10,000円×③2回=3,000万円
客数は①1500名だと月125名。1日だと3~5名ですので
オーナー1人、もしくはもう一人、二人でも回せる数です。
十坪程の小規模なサロンですね。
ですが客単価は1万円ですので施術者のカリスマ性や技術力、その他諸々の
能力が高くないとお客様はつかないですね。
逆にこちらはスタッフにお客様が付いているので場所はある程度どこでも
いい場合がありますが、集客方法に悩まされそうです。
その代わり経費は余りかからないので
手元に残る資金は多いですが他店舗展開が難しくなります。
・業界歴の長い方や指名人気の多い方が個人サロンを出店する
・芸能人や有名人がお忍びで通う
・お客様の悩みを解消できるスペシャルな技術がある方が
選ばれるサロン展開です。
極端な2パターンを作ってみましたが
どちらの店舗を目指すかは自由です。勿論これ以外のパターンもあるでしょう
次回はここまで大きく変えなくても
サロンの公式を使って売上を2倍に出来る方法をお伝えします。